日本の気候・季節の到来自体が変わったかのような日が続いておりますが皆様是非健康に留意の上でご活躍ください。さて、3回目投稿ともなればさすがに議題は尽きますので肩肘張らない力抜けるフラットな話とさせていただきます。
掲題の「未来は変えられる」は格好良く思考・行動面の模範のようですが、そのような高尚なことではなく趣味とまでは言えませんが自身が比較的好きなゴルフに照らし合せた話です。
「未来は変えられる」としても先ずは、変える先の景色(Vision)がどうなのか、何を以って変わった(目標)とするのか、変えるための思考の方向性(戦略)は何か、実現するための行動(戦術)は何か、その行動は幾つあるのか、これらが不明瞭であったり具体性が見えない場合は第一歩そのものが踏み出せないこと大半だと考えます。
業務に関わる件であればマーケットに対する事業の位置付け、一定収益以上の取得、目標売上げの達成、Operationの構造変更、事業品質の向上等々、自分の身に降りかかり変えて行こうする事案が多く発生すると思います。最も全ての事案に100%の力で変えて行く動きが出来たか否かは図る由もありませんが。一方、今までの行動や結果とは全く別に「未来は変えられる」のPhraseは当然好きであり思考の基本に置いていること事実です。面白いことに出たとこ勝負、運、あきらめ事案等も多く経験はしてきましたが残るものの印象や記憶が少なく、成否問わず前記のパターンを施した事案とその経験値の方が多数記憶に留まると同時に財産になっていると理解しています。
ここで、本題の「未来は変えられる」という言葉のゴルフへの活用について書かせていただきます。ゴルフについては前記したような考えやパターンを以って臨んだことが約1年前まで殆どありませんでした。ゴルフをすること、ゴルフ場に行くこと自体が好きであり目的であり、行けば漠然と楽しむこととFullショットすることしか考えていませんでした。当然、この思考のままでどれだけの回数をこなしたかは知る由もありません。また、悪いことに相手は止まっているボールであり大学まで野球で速いボールを追いかけてきた自身としては正直甘く見てきたことは否めなく、結果として満足いくラウンドなどなく冷静に振り返れば毎回嫌な気持ちで家路につく繰り返しでした。その時考えるのは、何故無意識に漠然と打った? 何故冷静に林からFieldに慎重に出してから次に向かわず狭い木の間を強引に狙ったのか? 固く2パットで良いところ確立など低いのに何故強くカップインを狙いにいったのか? 2オンなど出来ないのに夢だけ見て何故思い切りクラブ振り回したのか? 多数の何故と慎重に考えてああしておけば良かったとの後悔ばかりでした。当然プロではなく単に嗜好のみのゴルフであり毎回後悔でも良いのですが、さすがに時には気分良く家路につきたいと考え始めるようになっていたところ約1年前、Web広告である起業家の「未来は変えられる」という言葉を聞き、生活・仕事・人生等々、簡単に出来ることでは無いこと重々承知の中でも言葉に対して自身としては肯定でした。その中不意にゴルフが浮かび上がり、この言葉を活用してゴルフしてみようという気になったのがスタートです。では、その時に思ったことは、毎回繰り返す後悔の内容(先ずどのような絵を以って家路につきたかったのか・どのような結果であれば気分良かったのか・その日のゴルフで何を実現すれば良かったのか・何を考えて動けばよかったのか・・・)であり、これらを事前に明確にしていて、かつヘッジに向けた動きをしていれば良かったのでは?ということでした。
そこからは、気分よく家路につける「絵」「結果」「数字」「内容」を事前に想定するようになりました。更にはその想定を実現するための方法も合わせて考え、全体イメージを持ってゴルフに向かえるようになった気がしています。では、「絵」とはドライバーNoミスで終わること、全ホールボギー以内で終わること、Shotが全てイメージしたスイング出来ること、3パット皆無で終わること、全ショートホールで2オーバー以内、等々出てきます。「結果」といことではスコア内のShot比率が2/3以内で収まること=パターが1/3以内で収まること、が挙げられます。「数字」はスコアが80台・95以内・99以内とかパター数30以下等々頭に浮かびます。「内容」においてはパターのショート無し、ドライバーの引っ掛けプッシュアウト無し、100ヤード以内全グリーンオン、Shotは全てシャロ―スイング完結、等々思い浮かべます。で、これら想定自体を持つようになったことは無意識・漠然としていた頃に比べ数段の進化だとは思いますが、当然これだけではなく重要なのは想定を実現するための【行動】であることに多いに気付かされています。但し、この【行動】つまり動きですが当然に再現性・正確性を持って出来るものでは到底プロであってもありません。出来ることは動きの形を理解していること、その形を強く意識して動きだすこと、動きに向けての頭の整理と計画を持つこと、これが最大限重要であることを学びました。不思議なことにゴルフ当日の想定・意識を持つようになって以降、比較的に丁寧さ・冷静さも持てるようになり、嫌な内容や結果が激減しました。
「未来は変えられる」という言葉に触発され身近なゴルフに関してではありますが、絵を描く・目標を作る・達成に必要な行動を考える・無意識ではなく明確な意識を持って行動するする、ということの重要性を改めて知った次第です。但し、ここでの気分良くはあくまでも自身のゴルフレベルであり夢と現実の中で最大値延ばせる絵と目標です。上手な方から見ればどんなレベル?に映ると思いますがご勘弁いただければ幸いです。同時にゴルフ結果でお悩みの方もいらっしゃると思いますがスタート前の少しの意識で変わることも多いのでは?と思いますのでご一緒させていただく際は励まし・慰め合いましょう!
最後に、嫌な気分激減とは言いつつもゴルフはそんなに甘くはなく嫌な日も・・・・・辞めるまで続くこの葛藤でしょうか?
取り留めもない話で申し訳ございません。猛暑続きですが元気に25年度乗り切りましょう!!
著者:津田 尚紀(AIG損害保険株式会社)
掲載日:2025年08月05日