Voice アフリカに行ってきました!
  南部アフリカに行ってきました! ヨーロッパを得意する当社においてアフリカは未知の世界。コロナ明け同じように仕事ができるかの不安もあり、アフリカや南米などヨーロッパ以外のエリアが業務拡張できるか考えるなか、昨年の3月やっと現地を訪問する機会をえました。

日本からのフライトは香港経由のキャセイ航空を利用。とにかく遠い国との印象もありましたが、香港からの乗り継ぎフライトが日本時間の夜のため、ヨハネまで睡眠もとれ、到着してみるとヨーロッパより遠い国との印象はほぼ感じませんでした。

ヨハネスブルグに到着。空港では地元の学生による 音楽とダンスのウエルカムパフォーマンスが披露され、平均年齢28歳の南アフリカ若者のエネルギーを肌で感じることができました。その後 再びフライトでヴィクトリアフォールズへ。水量も多くきれいな虹と滝の写真が撮影でき 自然の力のパワーに翻弄されました。近隣国のボツワナのチョベ国立公園では象の大群に出会い、目の前で川を渡る姿が感動的な風景となりました。

その後世界一危ない町と言われたヨハネスブルグに移動。率直な感想として、危険に感じる事は全くありませんでした。夕食は日本食レストランを訪ねオーナーとお話しする機会があり、彼曰く「サッカーワールドカップなど数々の国際イベントも増え、治安は安定しているとのこと。南アフリカにとって観光は最も重要な産業の1つ。日本における報道などは一部切り取りが過激な部分もあり、現地情報に偏りがある」など日本の対応に少し不満を感じているようでした。

南アにおいての食事は マグロ、ステーキ、豊富なシーフードがあり、何を食べてもおいしく、ジェノベーゼ品種の赤ワインもコストパフォーマンスも高く格別。物価もアメリカドルの影響が少ないランドのため日本とほぼ同じ感覚でオーダーもでき満喫することができました。

その後、フライトで人気のサファリ地であるクルーガー国立公園へ移動。宿泊は廃線となったサビ川の鉄橋に列車の車両をラグジュアリーなホテルとして再利用した「トレインオンザブリッチ」お部屋の窓からは、大きく口を開けたカバとワニがお出迎え。自然環境を生かしたホテル運営がとても勉強になりました。

クルーガーではビックファイブを求めサファリドライブ。ヒョウだけは見つけられなかったのですが、象・ライオン・サイ・水牛はクリアー。他にもキリンや狼の一種ワイルドドック、ハイエナなどの希少動物も多く確認することもできました。最もエキサイティングだった風景はライオンの群れがイボイノシシの親子をハンティングするシーン。残念ながら失敗に終わりましたが、基本動物園でしか見たことのない私にとって動物達の生命力を身近に感じることができました。

その後はケープタウンに移り、世界遺産の「喜望峰」「テーブルマウンテン」や「ワインランド」などを見学。南部アフリカの旅を満喫しました。

この旅で強く感じたことは、現地で働く人は皆仕事を楽しんでいて、自然にあふれ出る笑み奥深さが心に伝わってきました。家族を迎えるような暖かな気持ち、何事もマニュアルを読み対応すべきことが強いられる日本人にとって、接客とは何か・笑顔あふれる職場とは何かをもう一度考えなければいけと思いこの旅をおえました。

現在 当社においてはアフリカの専任スタッフが多くおります。個人旅行やMICEなどのインセンティブツアーなどお受けしていますので、ご要望がございましたら是非ご相談ください。

 

著者:酒井 修一(株式会社パーパスジャパン)

掲載日:2025年04月02日