今回は、当グループ3社の人事ポリシー
「日本一長所伸展な人事で、安心して長く活躍し続けられる会社を作る」の別の?裏の?意図についての話を披露してみたいと思います。
といいますのも、私は多角経営を目指しており、どんどん人に任せ、自身は多くの事業経験を得てビジネスを通じて人生を謳歌したいという考えが念頭にあるからです。そのためには、個性豊かな人財に長く活躍していただく必要があると根底で考えています。
企業は人なり、社会に役立つ人財の育成こそ企業の貢献、
そして経営者人財の育成こそ経営者でありグループ代表の私の使命!
さて、この人事ポリシーですが、表向きは、「多様性を受け入れることがきっと楽しいし幸せだと信じているから」ダイバーシティ(多様性)の時代だからこそ、個性や長所が活かせる人員配置や個性や長所が光る人を採用していけば、自分とは異なる魅力をもった人達が沢山いて違いから多くを学べ、足りない力を補い合ったり相互にリスペクトし合える、素敵な社風になるかな・・・
彩鮮やかな楽しい空間で仕事ができるかな・・・
加えて、誰もが何かで1番になりやすく、
みんなが自信をもって補完し合えたりするかな・・・
そしてより長所や個性を伸ばすことにスポットライトが当たれば
誰もがきっともっている短所やネガティブな要素は気にならなくなり寛容な組織になるのではないかな・・・っとまあそんな願いから人事ポリシーを綴りました。他方、別の狙いは、「逆境を乗り越えるため、変化対応し生き残りを目指すため」
それがもう1つの意図です。
例えばコロナ禍で売上が下がる業種もあれば、コロナだからこそ好調な業種、影響を受けない業種など明暗も分かれました。
自社はたまたまコロナは下がるほうの比重が大きかったが、この悪環境といった外部要因は、自分の都合では変わってくれない。変えれたのは、自社の方針、自分の考えと行動だけ。そこで感じたのは、どんな環境の変化が起こるかわからないが、そこに新たなチャンスとニーズは必ず生まれる。
それに応えれる商品サービス開発を、多様性から生まれるアイデアに富んだチームで、スピーディーにPDCAを高速回転させれれば、マーケットフィットする何かを生み出し、ビッグな商機をつかむことができるものだなと。
個性に乏しい集まりでは、同じ方向へ推進する安定はあるものの組織そのものがいざという時に大胆にスピーディーに変化できるとは思えない。凝り固まったままで、新しいことをやろうとしてもなかなか上手くはいかないだろう。
今社内でおこなっている、未来を見据えた10倍成長のためのスケールアップ会議や横軸のフューチャー会も、このいざという時に動ける柔軟さを養っているとも言える取り組みと考えています。
そこで逆境にも前向きに立ち向かえる、ポジティブなカルチャーが醸成されていき、多様な個性の1番達が集まった集団はきっと革新的なアイデアをもたらすだろうと。
結局のところ、会社は人で成り立っている。どんな角度の逆境も誰かの長所でチャンスに変えて、変化を楽しみながら成功を勝ち取りたい。
みんな違うからいい!固定観念に縛られづらいからいい!だから早く変化を決めれやすい!
創業から15年間だけでも税金改定、震災、コロナ、キャッシュレス、法律改正、戦争、物価高など数年おきに変化の波にさらされている。
きっとこれからの10年も激しいはず。じっといても変化は勝手に迫ってくるので、どうせなら変化を乗りこなしつつ、自ら変化を起こすことを楽しむぐらいがちょうどよい。仕事は人生を豊かに楽しくするプロジェクトだと思っている。だからこそ、常にどうしたらもっと面白くなるか?周りの長所豊かな個性達と互いに刺激し合い気付きをえて日々変革を目指したい。
変化を起こし続けることは当たり前、変化に慣れ、楽しむ文化を醸成していきたい
引き続き、各自の長所を認め合い、力を合わせて「全人類を船に導く」
ビジョンを掲げ、可能な限りの成長と改革を皆で進めていきたい。
著者:山田 康平(株式会社クルーズバケーション)
掲載日:2024年10月16日