Voice あれから3年
20年の春先に新型コロナウィルスなるものが発生し、早や3年が過ぎようとしている。当時は誰もがこれほど長引くとは思わず、そして我々旅行業界にも大きな傷跡を残した憎きコロナ禍も、この春には「5類」に移行するという報道もあり、ようやく出口が見えてきたように思います。

グローバルに目を向けると、もはやどの国もコロナ禍以前にも増して人々の国を跨る往来が活発であり、厳しい同調圧力社会の日本においてもお上のお墨付きで始まった全国旅行支援により国内旅行は復活。水際制限緩和で12月のインバウンドもめでたく100万人越えで復活間近。残すはアウトバウンド、海外旅行の復活!

12月に引き出しの奥にしまってあったパスポートを3年ぶりに使いソウルに行った。久しぶりに会った関係先の皆さんとの懇親会はお決まりの焼き肉と爆弾酒の回し飲み。その後は2次会からカジノへ、締めは屋台、夜のはしごフルコース。翌日は極寒の気温の中、大統領が代わり入場可能になった青瓦台の観光。ランチは海鮮料理店が立ち並ぶローカルレストランで具沢山の鍋や生蛸の踊り食い。これは絶品と酒も進み、テーブルにビールの空き瓶が並んでいく。。。わずか1泊の旅行であったが「やっぱり海外旅行はいい」と心から思った。
韓国料理も好きだがエスニック料理も大好きだ。またタイにも行きたい。またベトナムにも行きたい。またハワイでゴルフがしたい。
「いつかまた好きな国、好きな場所に行きたい」そんな風に思っている人、日本中に何百万人もいるんだろうなと思う。

「石の上にも3年」=辛抱していればやがて報われる。。。あれから3年経ちました。海外旅行に携わる我々はもうこれ以上待てません!!!
業界みんなで力を合わせて海外旅行ムーブメントを!そして今年こそ海外旅行の復活を目指しましょう!
石の上に4年も居れないので。。。(笑)

著者:大山 恭平(株式会社 トラベルプラザインターナショナル)

掲載日:2023年01月26日