Voice 1日を1000年のように生きよう
2022年は壬の寅。壬の寅は『新しく生まれたものが大きく成長する年』といわれており、「成長」や「始まり」の年とされ、過去の壬の寅1986年は日本で初めて男女雇用機会均等法が施行された年だ。本年も既に12月を迎え、全世界がコロナ禍となり私達の業界は直撃を受けながらも、約3年が過ぎていこうとしている。この期間、長年苦楽を共にしてきた数多くの仲間達が、業界から去らなければならなくなったりと正に激動の期間を過ごした。また、新たな取り組みから新たな出会いもさせていただいた。高校大学の諸先輩をはじめ後輩たち、コロナ禍前には出会えなかった業界の方々、その新しい出会いにワクワクし躍動した。
 
 高校時代に、親友と将来の夢を当時漠然としながらも語りあっていた。国籍や言語、文化に関係なく多くの人と出会いたいね、人とのつながり(友達)を大切にしたいね。。。などと。彼はその夢を実現しオーストラリアにワーキングホリデーへ、そして夢であった観光業界へ従事することに。私は大学で専攻した業界を経由?して少し遠回り?となったが今旅行業界にお世話になっている。よく言われているが、たった一度の人生で出会える人の数は、おおよそ30,000人で、その確率は0.0004%ということらしい。

1日で出会う人、また出会える人は、私自身にとってどれだけ大切な貴重な人だろうか。出会った人たちと喜怒哀楽を互いに共有し、二度とない時間を過ごしている。この業界に従事しているお陰で、様々な国籍の方々と会うことも多い。この業界に従事しているからこそ、国籍問わず人との出会い、つながりをより大切にしていけると感じている。だからこそ、1日を1000年のように大切に生きよう。

著者:岩澤 清和(株式会社ハッピーワールド)

掲載日:2022年12月19日